福井の店舗撮影|ジェラート店の親しみが伝わるスタッフ写真

ジェラート店のカウンターに並ぶカップとコーン、その奥で会話する二人のスタッフ
ジェラートのカップとコーン、その奥で自然に会話するスタッフを写し、店を訪れたときの親しみまで感じられる一枚にしました。

こんにちは。
カメラマンの松山文弥です。

この写真で僕が主役にしたのは、
スタッフ二人の表情そのものではなく、

「このお店に入ったら、こんな人たちが迎えてくれそう」

という空気です。

手前には整然と並んだカップとコーン。

その奥では二人が自然に言葉を交わしています。

商品を売る場所として店舗を写すだけなら、
カウンターを整えて正面から撮れば成立します。

けれど、お客様がお店を選ぶ理由には、
商品のおいしさだけではなく「入りやすそう」「雰囲気が良さそう」という感覚もあります。

今回は、その来店前の安心感まで写真に含めることを考えました。

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コーンの向こうに「この店の人」が見える距離

写真の手前で最もはっきり見えるのは、
積み重ねられたカップとコーンです。

特に右側のコーンは輪郭や焼き目まで見え、
ジェラート店であることを言葉より早く伝えてくれます。

その奥にスタッフを置き、あえて人物にはピントを合わせていません。

人物までくっきり写すと、視線は表情へ強く引っ張られます。

逆に人を消してしまえば、
整った商品写真にはなっても店の温度が薄くなる。

この写真では、その中間が必要でした。

お客様がカウンター越しに店内を見ているような距離を残すことで、
商品と人が同じ店の風景としてつながっています。

表情を見せすぎないから、会話の気配が残る

背景の二人はピントが外れていますが、
互いに顔を向けていることや、
会話の途中で表情が緩んでいることは十分に伝わります。

僕がここで見ていたのは、
完成されたポーズではなく二人の間に生まれた反応でした。

カメラに向かって表情をつくってもらう方法もありますが、
この場面では視線をカメラから外したことで、
普段のお店に近い空気が残りました。

スタッフ撮影では「顔をはっきり写す」ことだけが
人柄を伝える方法ではありません。

誰と話しているのか、
体がどちらを向いているのか、
相手との距離がどう見えるのか。


そうした関係性からも、その場所の雰囲気は伝わります。

白と青の店内に、コーンの焼き色を残す

画面全体は白と青を中心とした爽やかな色で構成されています。

制服の白、
エプロンの青、
明るい店内。


その中で、手前に並ぶコーンの暖かい焼き色が目に入ります。

僕はこの色の差を残すことで、
清潔感のある店舗の印象と、食べ物らしい温度の両方を一枚に入れました。

背景を明るく見せながらも、
コーンまで白っぽく飛ばしてしまわない。

カップの白さとコーンの色、
表面の細かな格子模様が分かれる明るさを見ながら撮っています。

明るい店舗では光を足すことより、
白いものを白く見せながら、
残したい色と質感まで消さないことが重要になる場面があります。

整列した商品と自然な二人、その違いが写真にリズムをつくる

手前のカップとコーンには、
縦に積み上がる規則性があります。

対して背景の二人は、顔の高さも体の向きも揃っていません。

この「整っているもの」と「自然に動いている人」の差が、
写真を単調にしない要素になりました。

撮影するとき、僕は画面の中をすべて同じ強さで見せようとは考えません。

今回は商品まわりを静かに整え、
人には動きを残しました。

撮影する側から見ると、人物を撮るから人物にピントを合わせる、
商品を撮るから商品だけを写す、と決めてしまいがちです。

けれど、最初に「この写真を見た人に何を感じてほしいか」を
決めると、ピントを置く場所や距離の選択肢はもっと広がります。

店舗の第一印象は、商品と人の間にある

WebサイトやSNSで初めて店舗を見る人は、
写真から多くのことを判断します。

どんな商品があるのか。
清潔な店なのか。
どんなスタッフがいるのか。
自分も入りやすそうか。


この写真では、その情報を別々に説明するのではなく、
カウンター越しの一つの風景として伝えました。

店舗撮影で僕が残したいのは、
建物やスタッフの記録だけではありません。

その場所をまだ知らない人が
「行ってみようかな」と感じる入口です。

福井県で店舗や飲食店の写真を考えている方には、
商品写真だけでなく、そこで働く人や接客の空気まで含めて、
その店らしい第一印象をどうつくるかというところから撮影を考えています。

写真を見た人に、
お店へ入る前から少し親しみを感じてもらいたい。

そんな店舗の魅力があるなら、
その空気を写真に残す方法から一緒に考えます。

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