福井の店舗写真撮影|店主の人柄まで伝わる一枚

福井の店舗前で商品看板を背景に並ぶ店主二人のプロフィール撮影

こんにちは。
カメラマンの松山文弥です。

この写真で僕が残したかったのは、
お二人の「近さ」です。

肩が自然に重なり、二人ともまっすぐこちらを見ている。
作り込んだポーズではなく、
普段からこの距離で一緒にお店に立っていることが伝わってくる表情でした。

背景には大きく商品が写っています。
けれど、この一枚の主役は商品ではありません。

この商品をつくり、お客様を迎えている二人です。
お店を知ってもらう写真だからこそ、最後に人柄が残る一枚にしたいと思いました。

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今回の撮影について

撮影していて印象に残ったのは、
お二人が並んだときの距離感でした。

無理に姿勢を整えたり、きれいに並んでもらったりするより、
この近さをそのまま残したほうが二人らしい。

そう感じました。男性の黒い服と女性の紺色の服。

その落ち着いた色の後ろには、
赤やオレンジを中心とした大きな商品写真があります。

背景はかなり力があります。それでも二人の表情が埋もれない。

そこに、この写真のおもしろさがあります。
店頭で商品を見た人が、次に「どんな人がつくっているんだろう」と思ったとき、
その答えになる写真を目指しました。

写真の見どころ

最初に見てほしいのは、
やはり二人の表情です。

男性の少し目尻が下がった表情と、
女性の柔らかな視線。

二人の顔を近い位置に置くことで、
視線が自然と中央へ集まります。

その後ろには商品写真と大きな文字があり、
「この人たちがお店の人なんだ」と一枚の中で関係がつながります。

人物だけをきれいな背景で撮れば、
もっと整ったプロフィール写真にはなったかもしれません。

でも今回は、それでは足りないと感じました。
二人が立っている場所と、扱っている商品。

その両方が見えるから、この人たちの写真になるからです。

撮影で大切にしたこと

ライティング

僕が意識したのは、二人の顔に強い陰影をつくらないことでした。

この写真で伝えたいのは格好良さではなく、
店頭で会ったときに感じるような親しみと安心感です。

顔全体に明るさを残し、目元や口元の表情がきちんと見える状態でシャッターを切りました。

背景は色も情報量も多い場所です。
その中で人物の肌が自然に明るく見えることで、視線が二人へ戻ってきます。

構図

二人には画面の中でしっかり大きく入ってもらいました。

距離を取りすぎると背景の商品が主役になってしまうからです。

かといって顔だけに寄れば、
ここがどんなお店なのかが消えてしまいます。

僕が欲しかったのは、人と店が同時に伝わる距離でした。

二人の肩が重なるほど近くに立ってもらい、
その後ろに商品と店の文字が見える位置を選びました。

人物を知ってもらう写真でありながら、お店の記憶まで一緒に残る構図です。

背景には赤やオレンジ、
黄色といった食欲につながる暖かな色が広がっています。

その前に黒と紺の服を着た二人が立つことで、
人物が自然に引き締まりました。

女性のヘアバンドに入った黄緑色も、
この一枚では小さいけれど大切なアクセントです。

背景の商品だけを見ると強い色の写真ですが、
二人が入ることで急に生活の温度が生まれる。僕はそのバランスを崩さず残したいと思いました。

空気感

この写真には、初めてお店を訪れたときに
「この二人が迎えてくれるんだ」と感じられる安心感があります。

僕にとって、そこが一番大切でした。

店舗の写真は、建物や商品だけでは完成しないことがあります。

誰がそこに立っているのかが見えた瞬間、
お店は急に身近な存在になります。

二人の肩の近さや、カメラに向けてくれた自然な表情から、
その店に流れている人の温度まで感じてもらえたらと思いながら撮りました。

写真がもたらす価値

ホームページやSNSで初めてお店を知った人にとって、
店主の顔が見えることは大きな安心材料になります。

特にこの一枚は、人物だけではなく、
背景の商品まで一緒に写っています。

「何を売っているお店なのか」

と「どんな人が迎えてくれるのか」

が一度に伝わる。


その情報以上に大切なのが、
二人の表情から感じる距離の近さです。

商品を選ぶ理由は、味や価格だけではありません。


「この人たちのお店へ行ってみたい」という気持ちも、
来店を決める理由になります。

僕が店舗撮影で残したいのは、
外観や商品だけでは見えない、その店ならではの信頼です。

福井には、店主自身の人柄が店の魅力になっているお店がたくさんあります。

その魅力を写真の中にきちんと残すことが、
ブランドの第一印象をつくり、来店するきっかけにつながると考えています。

店舗の魅力を伝えるうえで、
「商品だけでは何か足りない」と感じているなら、
そこに立つ人にもカメラを向けてみてください。

普段お客様と接している表情や二人らしい距離感には、
言葉だけでは伝えきれない店の価値があります。


僕は、その店にしかない空気を見つけながら撮影します。

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